「PHOTOLOGUE」の記事一覧

  • 花揃え

  • 先日、吉岡幸雄先生の工房を訪ねました。昨年春の御講演時に、東大寺のお水取りの造り花の為に紅花を染めるところを一度、拝見したいとお願いしておりました。念願叶い、実現することができました。工房へお伺いするのはこれが四回目、前回は2003年で9年前の事でした。国宝である法隆寺四騎獅子狩文錦の復元されておられた空引き機を見せてもらう為でした。完成時は巾1m39㎝、高さ2m50㎝の壮大な大きさです。ジャガードを使わずに、機の上に人が乗り、経糸を引き上げ文様を操作する大変なものです。その時のもようは吉岡先生のHP http://www.sachio-yoshioka.com/blog/2003/0[...]
  • Trip to India 印

  • 昨年11月末からインド:ニューデリー・アーメダバード・ジャイプールと三都市を1週間訪問してきました。父がインドへよく行き、色々な染織品を買い求めておりました。興味はあったのですが、さすがに56歳のインドデビュー、不安な面が少々、しかしこれも何かの縁、次のチャンスは無いと旅立つこととなりました。染織の勉強はもちろんなのですが、事前に調べれば調べるほど、建築の面白さが目につきます。現代もさまざまな宗教が存在するインド、それぞれの宗派が残す建物にはものすごい祈りの強さを感じます。インドは漢字表記すると印度。「印」という言葉をこんなに強く意識したことはありませんでした。さまざまな思いを[...]
  • ジャクソンポロック展in愛知県立美術館

  • 1月21日、ジャクソンポロック展を見に行ってきました。1950年代の現代美術に大きく影響を受けました。一番の驚きは私が生まれた時期にこれらの作品群がこの世に存在していたことです。そして知ることはできませんが、60年前、絵の具のにおいと共にリリースされ世に問いかけた時と今、振り返るように見る事との違いを感じたりもします。今回はドリッピングされた絵の具と言うよりペンキの白が経年変化によって、ずいぶん輝きを失っているように感じました。書を彷彿させる横長の作品の用紙が2枚合わせで、その耳のズレ、繋ぎあわせの跡、収縮によりしわしわになったエナメル塗料の表面など興味深く、晩年の白黒の作品は見たときにすぐ、[...]
  • SHU UEMURA のパレット

  • SHU UEMURA で生まれて初めてシャドゥーを買ってきました。どきどき。。。ひとりではさすがに選び辛いので、家内とともに訪問です。パール系が入っており、明るさに惹かれてしまいます。さすがに絹糸ではこの質感はムリなので彩度、明度の高さを保つよう染め出しに注意です。西陣では分業化が進み、糸染屋さんにサンプルと共に染めをお願いします。長年のつきあいで「ぶれるなら良い方にぶれる」という勘どころはわかります。10のことを伝えるのに、3,4で自分の思いが伝わる方が、結果的には良く、12も13もくどく説明しなくてはいけないときは大抵結果は良くないです。 もうひとつのボビン巻きの糸の山は3年前にパリ[...]
  • 霜露

  • 早朝の御所を散歩した時、杭の先端のピラミッド状に降りた霜です。霜のドローイングのように映りました。
  • 立雛

  • 我が家のおひなさまです。これは京人形司十三世面屋庄三様に作っていただいた立雛です。桐の木を彫刻し、形をつくり、胡粉、和紙下張りを施し、さらに胡粉を何回もぬっては磨くことを繰り返すことにより珠のようなつややかな肌の表情となります。後、衣裳を木目込み、開眼し完成となります。父が私の子供が生まれる前からお願いし、衣裳も出来る限りシンプルにとリクエストをしておりました。現在、ご子息様が十四世面屋庄甫と引き継がれておられます。ひとつのものを大切に扱い、残していく。父のひとつの方針でもありました。子供たちに取っては大きな立雛よりも 段飾りになって官女や五人囃子など賑やか方がお気に入りでした。[...]
  • 安民沢:あんみんたく

  • 金閣時の裏の樹林に囲まれた神秘的な場所に安民沢(アンミンタク)と呼ばれる池があります。別名、雨賜沢・望雲沢ともよばれ、ひでりが続いても涸れないのということで雨乞いの場とされています。
  • Texture Landscapes

  • 今回の第10回京都写真展での出品作品です。自作の織物を風景に見立て、OHPフィルムにプリントしラミネートして二重三重に8ミリほど間隔を持たせ重ねました。ライティングの影響や、まだまだ取り付けの方法の未熟さから、出来映えには課題を残しました。[...]
  • 第10回京都写真展

  • 2009年12月15日(火)~24日(木) ギャラリーマロニエ 3F 4F 5F で第10回京都写真展が開催されます。私自身は今年で5回目の参加です。テーマは風景:見知らぬ土地、見知らぬ国を探検して、その風景を撮影し、世の人に知らしめることは、写真の歴史160年を始めからある行為で、人の性のようなものである。地球表面上のすべてのものを精度1メートルで写すカメラ衛星が地球のまわりを廻っている今、我々にとって見知らぬ場所とは何をさすのか。見失われた場所、時の場所を求めて?です。年末、京都のぎゃらりーはHow are you,photography?から写真一色になります。被写体を切り取り作品にする[...]