Yearly archives:2010

  • 30th Anniversary

  • 物創りを大切に、織りを楽しむことを一番に、 1924年、祖父が創業した母屋より 1980年12月25日、織楽浅野は 独立創業し、おかけさまで本日、 30周年を迎えることができました。 これもひとえに皆様方のご支援の賜物と 深く御礼申し上げます。 これからの30年を目指し、がんばってまいります。 今後ともよろしくお願い申し上げます。[...]
  • 今月の帯 3月 早雲寺

  • 今月の帯は早雲寺金襴を原本とし、アレンジをしています。 早雲寺金襴は神奈川県にある早雲寺蔵の重要文化財の織物貼文台硯箱に貼り付けられた中国明時代の花唐草文の銀欄緞子です。色々な種類の花が唐草として織り上げられており、楽しいものです。ここ数年、絹糸の光沢による織表現で、光沢感によってより上質感を織り上げようと考えております。地色は経糸にかくれベールをかぶったような独特の表情をしており、その上に光沢感を増すために甘撚りの糸を用い、組織に工夫をして織り上げております。 [...]
  • 2月の帯 ジオメトリア

  • 2月の帯 ジオメトリア です。 久しぶりに幾何の文様を織り上げました。 最近は少しフォーマル感を得たいが為にクラシックな柄を新しい表現と感覚で織り上げることが多かったのですが、一年で最もメインとなるお得意先様への発表会に向け、制作したものです。掲載しているのは白よごし。うすピンク。そして白茶の3色です。これに濃い色を足し、4色で発表です。組織が異なると同じ色糸を使っても強弱がでて、ニュアンスが異なります。この組織では地緯がベールに包まれたような発色をします。実際の色より柔らかく織上がります。そこへ薄金、銀、ピンクゴールドのような箔でポイントを織り出しています。白茶の配色にはセピアを一色[...]
  • 御礼申し上げます。

  • 1月21日から24日まで行っておりました工房見学、本日終了させていただきました。 お忙しい中、遠路お越しいただき、厚く御礼申し上げます。 織又織展にもお越しいただいた方、どこかでつながっていたり、また初めてお越しいただいた方、それぞれの皆様との出会いに感謝いたしております。 この12月、織楽浅野は30周年を迎えます。来春には記念の行事を何か、京都でおこなうことを考えており、またその節には、どうぞお越しいただけたら幸いです。 これからもどうぞ宜しくお願い申しあげます。 織楽浅野  浅野裕尚[...]
  • 1月の帯 (2) 印度王朝華文

  •      一年ほど前から、織物として表現する際に、強く意識することがあります。色数の多さで派手さや豪華さを表現するのではなく、絹糸の持つ光沢感で帯としての上質感、品の良さ、フォーマル性を表現したいと。。。 この印度王朝華文は珍しく図案家の人が持ち込みで見てほしいという中から選び、購入したものです。(3枚目の写真)細かい模様で何かあればと考えているときに出会いがありました。選び購入するときから、バックの多色の段は無地にして中心を替えると考え、できあがった帯のイメージを持っていました。一年間に1、2点購入する図案があれば良い方です。自分の描けないもの、描かれてある表現をぜひ織物にしたいと訴えるもの[...]
  • 1月の帯 (1) 松緑

  •      2010年1月の帯 その一です。 名古屋帯でもフォーマル感をというのは、織楽にとって、おしゃれな帯を求めていくのと同じぐらい意識していることです。両極のように見えるのですが、突き 詰めていくことにかわりはありません。織物の質感が生み出す上質感。ワンランク上を感じさせてくれるものは何かということをよく考えます。2008年のお正月に松寿という帯をブログでUPいたしました。琳派の金銀泥絵の松を図案化し、納得出来る織組織での表現がかなったので織り上げましたが、今回の松緑は 切れ味するどい若松の絵ではなく、ずいぶん力をぬいたぽってりと図案化された松を表現しております。組織自体は松寿と同じく、ち[...]
  • 安民沢:あんみんたく

  • 金閣時の裏の樹林に囲まれた神秘的な場所に安民沢(アンミンタク)と呼ばれる池があります。別名、雨賜沢・望雲沢ともよばれ、ひでりが続いても涸れないのということで雨乞いの場とされています。
  • 新年 明けましておめでとうございます。

  • 新年 明けましておめでとうございます れいせつのよきひ よろこび これあらたなり やわらぎ なごむこと ばんざい ことほぎ たもつこと せんしゅん 織楽浅野の年賀状の佳祥句ですが 正倉院 北倉に伝わる「人勝残欠」の一節です。 人勝は古く中国で行われた行事で正月に長寿や子孫繁栄を願い 色絹や金箔を切り抜き人や花の形を作っていました。 それがわが国に伝わったものです。 毎年、この佳祥句を用いますが、背景のデザインは変更しております。 ことしは銀泥で刷られた琳派のうめです。 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 [...]