立雛

我が家のおひなさまです。これは京人形司十三世面屋庄三様に作っていただいた立雛です。桐の木を彫刻し、形をつくり、胡粉、和紙下張りを施し、さらに胡粉を何回もぬっては磨くことを繰り返すことにより珠のようなつややかな肌の表情となります。後、衣裳を木目込み、開眼し完成となります。父が私の子供が生まれる前からお願いし、衣裳も出来る限りシンプルにとリクエストをしておりました。現在、ご子息様が十四世面屋庄甫と引き継がれておられます。ひとつのものを大切に扱い、残していく。父のひとつの方針でもありました。子供たちに取っては大きな立雛よりも

段飾りになって官女や五人囃子など賑やか方がお気に入りでした。